概要
※この記事で解説する方法はツールの類を使わず、各WEBブラウザに搭載された標準の機能を使用し、ブラウザに送信されてきた「ログ」を覗く方法です。(PC版限定です)
手順について
※以下はGoogle Chromeでの説明となりますが、他のブラウザ(Mozilla Firefox、Microsoft Edge等)でも実行可能です。1.艦これ画面を右クリック→「検証」をクリックし、開発者コンソール画面を開きます。

右クリックするのは、「母港にすぐ戻れる画面」ならどこでも良いです。
2.タブから「ネットワーク」を選び、表示します。

3.この画面を開いたまま、艦これで「母港」に戻ります。

4.検証ツール画面に読み込まれた「port」をシングルクリックし、プレビューを開きます。

※絶対にダブルクリックしないように注意してください。
いくつかファイルが読み込まれますが、「port」を選択してください
5."api_data"を右クリックし、「objectをグローバル変数として保存」をクリックします。


コンソール画面で利用できるよう、変数「temp[n]」が保存されます。
6.コンソール画面で「temp1」等と表示されたのを確認したら、以下のJavaScriptコードを貼り付け、実行します。
t=temp1;console.log(t.api_deck_port.flatMap((fleet,i)=>[`第${i+1}艦隊`,...fleet.api_ship.map(id=>(d=t.api_ship.find(s=>s.api_id===id))?`Lv${d.api_lv} cond:${d.api_cond}`:"(なし)")]).join("\n"));
※temp1の部分は変数名に合わせて変更してください。
(→手順5で"temp3"などと出てきた場合は、上記のJavaScriptコードも"t=temp3;console.log(…"などと書き換える

第1~第4艦隊までの艦娘のcond値が出力されます
以上でcond値が確認できます。ひと手間必要ですが、詳細なcond値が知りたい場合には便利です。
ちなみに艦娘名については全く別に読み込まれているようなので、この方法では表示できません。
レベルと艦隊位置で判別してください…
cond値を可視化することで、艦隊を何分程度休ませたら良いのか、
キラ付けがきちんと出来ているかなどが分かるようになります。
※2回目以降の実行時は、上記1~6の項目を再度繰り返してください。(tempの数字が変わるので注意)
※開発者コンソール画面は開きっぱなしにしてると動作が重くなるので、確認したいときだけ開くことをオススメします。
最後に
cond値はツールの類を使用することで簡単に表示できるようですが、艦これ運営は過去にツールの類を「規約違反」だと明確に発言しており、BANされるされないに関わらず、できる限り使用したくない物です。
「じゃあこの方法はセーフなのか」と言われると、完全にホワイトとは言い切れず微妙なところですが…
ツールにあまり頼りたくないので、ここに「使わない方法」について共有させて頂きました。どちらにせよ、利用は自己責任で!